Memo

愛の前ぶれ

唇を軽く触れる程度のキスから始まる.
そんなのじゃ物足りない.
もっともっと深く甘い口付けを交わす.
「う・・・ふっ・・・」
繰り返す口付けの合間をぬって旦那の吐息が聞こえる.
今ほんの少し唇から距離をとって旦那の目をのぞく.
「もっとですかィ??」って聞けば「うん.もっと」と答えが返ってくるのは分かっていたコト.
旦那の目が涙でいっぱいになって今に零れ落ちそうなのを見て「あー幸せだなー」といつも思う.
だってこんな姿おれにだけ見せてるんだぜ??
いつも死んだ魚のような目をしていて何事にも興味を示さない一匹狼のあの旦那がおれにだけ甘い姿を見せている.
もっとと言ったからさっきより濃厚で深く,息をする間も与えないぐらい深い口付けをする.
そっと左手を服の中へ入れゆるゆると背中をなでてあげる.
背中が少しずつ汗ばんできたのがよく分かる.
「・・・んっ・・・!!」
旦那のイイところは大体分かってる(つもり)
だから今度は右手で.服の上から旦那のモノをゆっくりとなで上げる.
服の上からでも分かるぐらい少しずつ硬くなっていくのが分かる.
「あ・・・あっ・・・」
旦那が苦しくないように着物をずらしてゆっくりとズボンのジッパーを下ろし,
首に巻いた手を利用してゆっくりとベットへを旦那を押し倒す.
「沖田くん・・・・・・」
うん.分かってやすよ.こんなんじゃ物足りないと.
おれもまだ旦那が足りない.もっともっと旦那が欲しい.
旦那の唇から少しずつ下へ下へとキスの場所を移動する.

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何かの没ネタ