其の一
後悔などしていない
いつの日か別れがくると分かっていたから
それでも 同じ気持ちになれたコト
触れた部分から溶けて
境目が分からなくほど何度も何度も肌を重ね
お互いを貪りあった日々
誰にも理解されはしてもらえなかった
それでも構わないと思った
だって 本当に 本当に
心から愛しあっていたの
今はもう 会えないけれど
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其の二
ダメだと頭では分かっていたのに
心を止めらなかった
触れたいと思う気持ちが
あいつへのつのる想いが
深くもっと奥で繋がるごとに増していった
でもそんな、月明かりが少ない逢瀬の時
フッと失いたくないと無意識に思ってしまった自分に驚いた
壊すコトしか出来ないこのおれが
この世の全てを切り捨ててきたおれが
もう一度誰かを大切に想えがコトが出来た
おれは 少し 心を取り戻せた
そんな気がした
おれの中であいつの存在が大きくなっていく
別れが待っていると分かっているにも関わらず
あいつへのこの想いがますます本物なのだと思い知らされる
